東北地方太平洋沖地震~2日過ぎて2011/03/14

3月11日
地震発生時、私は都内のビルの9階で勤務していました。
「あ、地震だ」と感じ、机のフチにつかまりながら、じっとやり過ごそうとするも、なかなか収まりません。
それどころか、だんだん揺れが大きくなり、まるでビル全体が揺さぶられているような、ぐわんぐわんという衝撃に。
あちこちから悲鳴が上がり始めますが、私は声を上げることもできませんでした。
いすに座っているのも怖く、床に座り込みます。

各デスク下にはヘルメットが備え付けられていました。
「ヘルメットをかぶって机の下に入るように」と指示する声が飛び、やっとの思いでヘルメットを手にします。
すっかりホコリをかぶっていましたが、かまわず、夢中でかぶりました。
デスク下にぶら下がっていたそれは非常時用の備えなのだろうとは思っていましたが、まさか本当に使うことになるとは思っていませんでした。

長く続く大きな揺れの中で、まるで船に酔ったかのような気分の悪さが襲います。
ひたすらじっと目をつぶってやり過ごします。
恐怖に襲われながらも「ああ、会社でよかったかも。一人じゃなくてみんな一緒だから」と感じていました。

やがて、ようやく揺れが収まり、お互い顔を見合わせ、ほっとした表情が浮かんだのも束の間、また新たな揺れが始まりました。
「今度はタテ揺れだ」とはっきりと感じられるような。
内臓を直接ゆさぶるかのような、間違いなく今までに経験したことのないような揺れでした。

天上からホコリの塊のようなものが降ってくるのを目にした時は「ああ、ビル崩壊か」と思いました。
頭の片隅に「ダメかも」という思いがよぎりました。
今までニュースの映像とか映画で見るような光景、こうやって現実として襲ってくるんだな、と。

どのくらいの間、揺れが続いたのでしょうか。
とてつもなく長い時間でした。

ようやく収まったあとも、しばらく放心状態でした。
収まった後も、断続的に余震を感じ、緊張感はなかなか解けきれません。

会社から離れて住んでいる家族に電話をした所、意外とすぐにつながり、無事な声を聞いたときは思わず涙ぐんでしました。
まわりでも皆電話をしていましたが、つながらない、という声が多かったです。機械のアナウンスの声が流れる、と。

その後、会社から「業務は閉鎖。帰宅してよいが、交通機関が完全に止まっているので、危険。会社にいるのが一番安全だと思う」等々のお話がありました。

家が近い人は早々に会社を出ましたが、私は、歩きとおせる自信がありませんでした。
地震を経たことで、ずっしりと疲労していたせいもあります。

それでも、インターネットの地図サイトで、どのくらいの距離があるのか調べてみました。
私の場合は、会社から自宅まで「22、6km」との結果。

時々山歩きをしていますが、一日の歩行距離が10キロを越えてくるとキツイなぁ、というレベルです。
今までの最高歩行時間は、17キロくらいだと思います。
それも、自然の山の中を歩くことが好きであって、地震後の混乱でぐちゃぐちゃになっていそうな都心で、しかも夜に、これほどの距離を歩けるとは思えませんでした。

ひとまず、会社で待機することにしました。
残っている人たちも多かったので、心強かったですね。

そうこうしているうちに、近所に住む同僚の方のご家族が車で迎えに来てくれる、とのことで、便乗させてもらえることになりました。
都心の道路は大変な混雑ぶりで、時間がかかりましたが、車に乗せてもらえただけでも、本当にありがたいことでした。

車の窓からみると、車も多く、歩いている人もかなり多かったです。
大きな道路では、たくさんの車が連なって止まっている状態で、ごくたまにホンのわずか動きます。
まるで、道路が駐車場になったかのようでした。

最寄り駅まで送っていただき、そこから少し自宅まで歩きました。
普段より歩いている人は少々多かったかもしれませんが、建物が崩壊している様子もなく、まるで、いつも通りの町並み。
風もなく穏やかな気候で、今日あったことがまるで嘘のよう、と感じられました。

深夜3時過ぎにようやく帰宅。
暗がりの中、自分の家がそのままの姿で建っているのをみた時はさすがにホッとしました。
玄関のドアも普通に開きました。

しかし、部屋の中では色々なものが散乱していました。
そんな状況を見ると「ああ、やっぱりあれは現実だったんだなぁ」と。
でも無事だっただけでも本当にありがたいことだな、としみじみ感じました。

オーブントースターが棚から落ちて、角がへこんでいた位で、他には特に損傷はなかったので、ホッとしました。

散乱しているものを全て元に戻す元気もなかったので、最低限の片付けだけをして、テレビを見ました。
私の体験したのは「地震」でしたが、単なる地震だけではなくさらなる津波が引き起こした大惨劇を目の当たりにして、呆然。

そして、テレビを見ながらも、時々襲ってくる余震。
窓の外からも、今まで聞いたことのないような注意警報の音が鳴ります。
この余震が、すぐに収まるとは限らない、テレビに映っているようなことが、いつこの場所でも起こるかわからない、そんな恐怖が現実感を持って迫ってきました。

余震を感じながら、「誰か(誰かはわからないけれど、大いなるもの)が我々に対して怒り、いたぶっているのか」などと考えてしまいました。

怖くてお風呂にも入れません。
避難する可能性を考えて、持ち出す荷物を思いつくままにバッグにいれてから、布団にもぐりこみました。

翌日3月12日は、ほとんどテレビを見て過ごしました。
本当に恥ずかしいことですが、今までニュースで伝えられていた過去の大惨事のことは、ここまで真剣に見ていなかった思います。

被災地の方々の恐怖とは比べようもないですが、私も今回の地震の恐怖を体感したことで、そして「家族は大丈夫だろうか」と本当に不安になったことで、自分にも直接関係する出来事として真剣に受け止めたのだと思います。

自分の身に降りかからないと、実感できない。
そんな自分の小ささに気付かされました。

落ちたものを元通りに片付けると、少し落ち着いてきました。
部屋も汚れていたし、気持ちを整理する意味でも掃除もしたくなったのですが、「節電が被災地を救う」という呼びかけもあったので、掃除機ではなく、ほうきを使ってみました。
ほうきでも、充分きれいになります。
何より余計なエネルギーを使っていない、ということが、自分でもホッとします。

3月13日は、少し近所の街を歩きました。
色々な店の看板や電気などがコウコウと輝いているのには、辛くなりました。
「営業中・節電中」とでも書いた紙を看板に張って、電気は消しているような店があれば、そっちの方が入りたいです。

それから、駅前のビルに備えられた大型モニター。
「○○市商工会議所」の名前のもとに、地震とは全く関係ない市民投稿のビデオなどを流しています。
止めて欲しい、と叫びたくなってしまいました。
地震のニュースを流すならまだしも、今必要のない映像を、電気エネルギーを使って流すなんて、、、。

3月14日から、いよいよ計画停電が始まりるのですね。
こんなに急に始まるなんて、よほど切羽詰った状況なのでしょう。
数時間電気が止まっても、何とかなります。
被災地の方々の方が、ずっと大変な思いをしていると思います。

世間がさらに混乱するのではないか、という不安もないではないですが、国を挙げて今回の惨事に取り組むその一員として、私もできることをやっていきたいと思います。

被災地の方々、一刻も早く普通の生活と笑顔が、皆様に戻りますように。
そして、犠牲になった方々、心からご冥福をお祈り申し上げます。

被災された方々、心からお見舞い申し上げます2011/03/12

今日は会社のビルで、突然の大揺れ。
本当にびっくりしました。
深夜3時過ぎにようやく帰宅。無事です。

被災された方々、心からお見舞い申し上げます。  



やっぱり見えるとうれしい、富士山2011/03/08


権現山から見えた富士山

日曜日は、弘法山を歩いてきました。
小田急線秦野から、30分ほど歩いて登山口へ。
そして、浅間山⇒権現山⇒弘法山⇒吾妻山、というミニミニ縦走。

権現山からの視界にドカーンと姿を現してくれた、まだ雪をかぶる富士山。
時間的にはもう正午くらいだったのに、まさかこんな風に見えるなんて思いもよらず。
…感激!
(写真だとちょっとボンヤリした感じですが、実際はもうちょっとクッキリとした感じでした~)

これだけで、休みの日電車を乗り継いで出かけてきてよかったなぁ、と思ってしまう単純な私。


権現山展望台からみえた富士山

ポメラ!~外出先で文章作成2011/02/17

キングジムのポメラ(DM5)を、半ば衝動買いしてしまいました。
ポメラとは、テキスト入力に特化したデジタルメモ機。
小型ながら、ちゃんとしたキーボードが付いており、折りたたんで持ち運べるのです。

だって、だって…。
外出先(カフェとか?)や、旅行先でテキストを打てたらいいなぁ、と急に妄想が膨らんじゃいまして。
速攻でアマゾン に注文しちゃいました。

そして、今日は久しぶりに映画館へ。
公開前から見たいと思っていた、「あしたのジョー」です(^^ゞ。

早速、映画の後カフェによって、軽く腹ごしらえしながら、映画の感想などをポメラで打ってみました。

最初はキーボードがやっぱり小さめかな、と思いましたが、慣れてしまえば問題なし。
なかなか快適です。
楽しい~です。

これで、ブログの更新ももっと頻繁に出来るようになるといいのですが。

さて、実写版のジョー、思ったよりも良かったです!
伊勢谷さんの力石が特にスゴイです。
感想はこちら

ちょっと切ない自転車通勤ですが…。2011/02/03


寒さがなかなかやわらぎませんね。
私、自宅から最寄駅までは自転車なんです。
この時期はホント寒いです。

朝、いくら辛いとは言っても、会社に遅刻していく勇気もなく、なんとかかんとか、自転車を飛ばして出かけます。

帰り、冬の日は落ちるのが早くて、真っ暗になっちゃって物悲しいですが、ギコギコ自転車こいで帰ってきます。

片道6,7分くらいで、それ程たいした距離ではないんですが。
ただ寒さがジーンと身にしみます。

しかし、ふと思ったんですが、この自転車通勤、一日の中で唯一の運動タイム。
今、他に運動らしい運動はしていないので、貴重な時間なのかもしれません。
時々、山歩きに出かけますが、それも、日常的、というわけにはいかなく。

実は私、「一生自分の足で歩ける自分!」というのを、目標にしているんです。
寝たきり状態にならないように。
(そういうことをボチボチ、真剣に考え始めるお年頃、汗)

辛い自転車通勤、ではなく「街中フィットネス」!と、ちょっと意識を変えてみることにしましょうか。